抗がん剤は世界ではどう考えているの?患者様からの質問です
スウェーデンの研究では前立腺癌患者223人を
まったく治療せずに、10年にわたり調査したところ、
死亡したのが124人である一方、
癌で死んだのはわずか8.5%
研究者たちは全摘除は標準的な治療とは言えないとし、
日本でよく行われている放射線治療などを使用した方法も、
必要ないという結論に至っています。(JAMA276号)
カナダの肺ガン専門医に行ったアンケートでは、
肺癌が3Aと呼ばれる進行期の場合でも、
無治療の希望が22%、手術を希望した医者は6%、
抗ガン剤による治療を希望した医者は5%でした。
日本の標準的ガイドラインでは
100%手術と抗ガン剤などを勧められるでしょう。
アメリカのNCIリポートでは抗ガン剤は無力と
はっきり記載されており、
15万人の抗ガン剤治療を受けた患者において、
肺癌、乳癌、卵巣癌、ホジキン病などで
抗ガン剤によって膀胱癌が増え、
白血病では肺癌が増え、卵巣癌では
大腸がんが増えていました。
アメリカの20近い大学、医療機関が出した東海岸レポートでは、
末期(ステージ4)の肺がん患者743人を対象として、
①抗がん剤3種類
②抗がん剤2種類
③抗がん剤1種類A
④抗がん剤1種類Bとして評価し、
一時的な腫瘍縮小率は①20%②13%③9%④6%だったものの、
副作用死において①②の死亡者数が③④の死亡者数の7~10倍で、
最も早死にしたのは①で最も長生きしたのは④であり、
いったん縮小した腫瘍は
5~8か月で元の大きさに再増殖することがわかりました。
ある乳癌の研究では、
100年前の手術も抗ガン剤もなかった時代の余命期間が、
世界的に有名な抗ガン剤病院の余命期間より
はるかに長いことを示しており、
標準的な乳癌抗ガン剤を使用した場合は
さらに短くなることが分かっています
(Br.Med.J.1962年の論文、J.Clin.Oncol1996年の論文など)
分子標的剤イレッサは延命効果がないという臨床研究もあり、
副作用の間質性肺炎などを発症するのは4%、
亡くなるのは1.6%、2012年9月までで
副作用死亡者数は857人です。
肺癌などによく使われるイリノテカン、
最初に承認された肺癌では薬物の毒性死が公式だけで4%あり、
他の抗ガン剤が無効な患者には
腫瘍縮小効果さえありませんでした。
肝炎などにも使われるペグイントロンは、
副作用として自殺、発熱、間質性肺炎、血球減少、意識障害、
譫妄、錯乱、中毒性表皮壊死融解症、横紋筋融解症、
重篤な肝機能障害、ショック、腎不全、心不全、消化管出血、
催奇形性、脳出血、脳梗塞など無数に並びます。
添付文書くらいは必ず見ましょう。
癌細胞耐性について2012年
英医学誌ネイチャー・メディスンに報告があります。
抗ガン剤によって健康な細胞の DNA が損傷し、その細胞から
「WNT16B」と呼ばれる 癌細胞の生存率を高めるタンパク質が
より多く分泌されて、矛盾の結果を生じさせることが判明したと報告
米国では1992年に
国立衛生研究所に代替医療事務局ができ、年間2億ドルの予算をつけ
いまやガン患者の80%以上が代替医療を利用し、
生命保険会社も代替医療を公認、
すでに代替医療の医療費が西洋医療の医療費を上回っています。
英国でも2010年までにガンの死亡率を5分の1に下げ、
ガンによる年間死亡者を10万人減らすという目標を設定し、
内閣直属の専門組織を発足させ
米国でも英国でもガン死亡率が減少に転じています。
(記事はお借りしました)
抗がん剤のデメリットとメリットをしっかり聞く
あるいは調べた上で どうするのか‥
それを決めていくことが大切です
誰かに言われたからといって
解らないままに身を任せないで。
自分の人生をカンタンに誰かにゆだねてはならないのです
厳しいとは存じますが
自分の人生は自分で決めていくことが重要ではないでしょうか